”死ねない男”『デッドプール2』
シリーズ第二作!
相変わらずお気楽に悪党退治に精を出していたデッドプール。だが、未来からやってきた謎の敵ケーブルと戦い、彼の狙うミュータントの少年を守ることになってしまう。X-MENの力を借りれなかったデッドプールは、自らのチームであるX-FORCEを結成しようとするが……。
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人気爆発となったX-MENシリーズのスピンオフが再登場。前作はギャグがひけらかしくさくてかったるく、あまり好きではなかったが、今回は予算も倍増、物量も圧倒的に増加。お話もボリュームアップということで、単純に退屈しないぐらいのカロリーがある大作に。
特にうっとおしかった第四の扉演出も、監督が変わったせいか、単に控えたか、ほとんど普通のモノローグ同然になって、まったく気にならなくなった。だいたい、キャラが増えたから、会話シーンがそもそも多いからな。
お話は『ルーパー』とほぼ同じで、将来、恐怖の殺し屋になるミュータントを先んじて子供時代に殺そうとケーブルがやってくる。炎を操るということで、パイロ君がデブ設定になったかと焦ったが、違うミュータントだった。しかし同じような能力の奴はちょいちょいおるよな……。
キャラが増えてそれぞれに奇天烈なことをやる分、デップーが普通にいい人になったように見える。成敗するのも虐待野郎など真っ当に悪党ばかりで、これじゃヒーローだよ(いや、ヒーローなんだろうが)。
途中、「Xフォース」と称してメンバーを集めるあたりは、その末路も含めて余計に面白く、その命の安さも最高ですね。安いと言えばヒロインの命も超安くて少々モヤモヤした展開になるのだが、エンディングでは全部ひっくり返してくる。
ひっくり返したあげく、その後のおまけとカメオ出演が結局この映画で一番面白かったために、映画そのものの印象は限りなく薄い感じになるのも、まあこのシリーズらしいところなんだろう。しかしライアン・レイノルズは『グリーン・ランタン』や『ウルヴァリン』はもう十分ネタにしているので、『ライフ』とか『デンジャラス・ラン』とか『アドベンチャーランドへようこそ』あたりの新旧出演作の微妙な役どころをバシバシ切っていってもらいたいものである。
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一作目よりは良かったが、まあ次はもういいかな……。
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