K-1WGP2008　福岡　試合予想後編

格闘技 堕天使のコロッセオ K-1

　トーナメント準決勝から、二大タイトルマッチへ……。
　後半は、風雲急を告げるか？

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▼第6試合　K-1 JAPAN GP2008トーナメント準決勝戦第1試合　K-1ルール　3分3R延長1R
武蔵
VS
野田

　前田戦で疲弊した武蔵を追い回す野田、しかしフットワークを使ってロー、ミドルを当てる武蔵。だが、強引に詰めた野田がロープ際でフックを当てる。
　さらに疲弊しつつも、武蔵が逃げ切り。


▼第7試合　K-1 JAPAN GP2008トーナメント準決勝戦第2試合　K-1ルール　3分3R延長1R
テイシェイラ
VS
アッカ

　黒船（笑）対決。必然的まぐれ勝ちであがったアッカだが、最初のカウンターとローで陥落。


▼第8試合　K-1ヘビー級タイトルマッチ　K-1ルール　3分3R延長2R
バダ・ハリ（モロッコ/ショータイム/王者）
VS
グラウベ・フェイトーザ（ブラジル/極真会館/挑戦者）

　オレ作成ランキングでは、まだまだグラウベの方がバダ・ハリより上の位置にいる。なおかつ普段UFCの階級分けとか見てると、たとえばミルコがライト・ヘビーに転向となったらそりゃ結構なニュースになるわけで。
　そういった観点から何も見られない上に、組み合わせ次第で早々にWGPで実現しそうなことも含め、ヘビー級タイトルマッチとしての必然性は何にも感じられない。もっとヘビー級戦線を盛り上げるネタ、べたなところで挑戦者決定の４人制トーナメントやるとか、そういうことをしないと盛り上がっていかない。
　無差別ならば若干グラウベ有利だろうし、ひさびさの減量というハンデを背負わせることによってそれがどう影響するか？　なんかグラウベが勢いに飲まれそうな気がするなあ。
　先手が取れればバダ・ハリ。ただしローの距離に止まるとレミー戦の二の舞い。一応、バダ・ハリの防衛で。


▼セミファイナル（第9試合）　K-1スーパーヘビー級タイトルマッチ　K-1ルール　3分3R延長2R
セーム・シュルト（オランダ/正道会館/王者）
VS
ジェロム・レ・バンナ（フランス/Le Banner X tream team）

　バンナの好材料というと、プレートが抜けたぐらいか。しかしその左パンチも届くような気がしない……。ジャブに右をかぶせるようなリーチもないし、シュルトのコンディションが相当悪ければ、圧力と攻勢点で勝ち目も出てくるが、最近はほどほどに試合感覚も開いてるし、好調をキープされてるんじゃないかな。セフォー、ハントの落日に続き、バンナも墜ちるだろう。
　シュルトKO勝ち。


▼メインイベント（第１0試合）　K-1 JAPAN GP2008トーナメント決勝戦　K-1ルール　3分3R延長2R
武蔵
VS
テイシェイラ

　素人目に見ても、武蔵の有利は明らかで、テイシェイラに勝機が出るとしたら、ここまでの消耗度か。前田が２００５年のルスラン並に武蔵をぼこぼこにしてればなあ……と思うが、あれが出来るのはルスランとハリッドしかいなかった。
　しかしここでテイシェイラの、藤本戦、一回戦、準決勝と、「温存していた必殺技」が飛び出す！　え？　必殺技ってなに？　知らないよ！　願望ですよ願望。
　まあどっちみちこの二人は、決勝まできた時点で推薦枠は固いだろうし、あまり肩肘張らずに試合自体楽しみたいですね。

　気が付けば三日後か……なんだかんだ言って楽しみだわ。

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