WOWOWで観た映画その1 『LOFT 完全なる嘘』『グッド・ドクター』『スリーピング・ビューティ』

　最近、劇場で見逃した映画を、よくWOWOWで録画して観ております。放映もやたらと早いしな〜。面白かったかどうかぐらいを、備忘録的にメモっていきたいと思います。

『LOFT 完全なる嘘』

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　黒沢清のあれじゃないよ。ベルギーで大ヒットしたミステリ映画のオランダ版リメイク。ベルギー版には『君と歩く世界』（http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20130422/1366628852）のマティアス・スーナーツが主演してるので、そっちを観られたら良かったかもだが……。
　金持ちの男5人が、一人の買ったロフト付きの高級な部屋を、浮気用の「ヤリ部屋」として共有するように。だが、そこで女の死体が発見される。犯人は5人の中にいる？
　警察、科学捜査絡みの部分を話のためにわざと杜撰にしている印象があるが、筋は裏の裏までなかなか凝っていて良い。自業自得感満載で互いに疑心暗鬼になる男たちの身勝手さが醜悪で、ちっとも同情する気にならんのだが、真相はまた輪をかけてゲスいのである。オススメ。

『グッド・ドクター』

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　これまた身勝手な男の話であった。気弱で舐められやすくその癖プライドは高くて自己愛が強い研修医をオーランド・ブルームが演じる。看護師にいじめられてストレスを溜め込むが、ちょっとかわいい女の子の患者にハマってしまい、彼女の薬を入れ替えて病気を悪化させずっと入院させたままにする、という、超ゲスい話。被害妄想の気もあって、どんどんこの女子に依存して行く。
　オーリーが見た目そこまで頭良さそうにも繊細そうにも見えないのがなんだが、丁寧な演出と状況描写でカバーしていて、映画としては好印象。女子がもうちょい可愛ければ、もっと良かったかもしれん。ただまあ、何で作ったのかはわからんぐらいただただゲスい話。

『スリーピング・ビューティ』

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　『エンジェル・ウォーズ』（http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20110417/1302966786）の無個性女、エミリー・ブラウニング主演。映画の半分は半裸〜全裸で突っ立ってるか寝てるかなんだが、起きてるシーンでも何を考えてるかわからないお人形さんっぷりで、そこを買われたんだろう……。
　もう勃たない金持ちの老人のために、睡眠薬飲んで寝てる間に自由にさせる、という話で、バービー人形みたいなヌードは飽きるぐらい見られるが、無反応な女って、エロくもないし魅力もないよな。ついでに爺さんのケツも拝まねばならんため相殺。ぼかしあり。