ルシフ様の2010年ベストフィフティーン!
こんにちは、皆さん。毎年恒例のベスト15を発表させていただきます……え? 10じゃないの? 多すぎて選べなくなったんだよ! そこを断腸の思いで選ぶのがベストテン? 15の中に10を含んでるだろ! 基本的に1〜6は全部1位にしてもいいくらい。あとは繰り上がりと考えてもいいね。いいんだよ、こまけえことは!
ベスト15
1『ぼくのエリ 200歳の少女』
2『ローラーガールズ・ダイアリー』
3『インセプション』
4『第9地区』
5『渇き』
6『息もできない』
7『さんかく』
8『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』
9『キックアス』
10『ベスト・キッド』
11『ニンジャ・アサシン』
12『エクスペンダブルズ』
13『パンドラム』
14『ハングオーバー』
15『ハート・ロッカー』
次点『ユニバーサルソルジャー・リジェネレーション』
正直言って、今年はものすごい当たり年だった。期待していた作品、何気なく見た作品問わず、予想を遥かに凌ぐ傑作が次々と並んだ。劇場で見た作品だけでチョイス。
1〜6位までは、一応この順位をつけたものの、どれをトップにしても遜色ない作品揃い。映画祭で早々と見た時は今年トップかと思われたジョニー・トーだったが、なんだかんだでズルズルと下がってしまった。ごめん!
1位は満を持して『ぼくのエリ』! 美少女! 美少年! 吸血鬼! 復讐! 鮮血! 切株! 僕の大好きなものがぎっしり詰まった素晴らしき映画。思春期をこじらせてしまってる人(オレだ!)は必見! 原作も最高! 凄艶なるクライマックスと、絶望的なハッピーエンドを見さらせ!
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100901/1283317628)
2位はドリュー・バリモアの初監督作。さてお手並み拝見、というところだったが、想像を超えた完成度に度胆を抜かれ、エレン・ペイジに恋しました。「ウィーアーナンバー2!」ということでこの位置になったが、本当は王冠が輝いてるんだよ!
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100626/1277479237)
3位はそのエレン・ペイジのツースリーフィニッシュ(笑)。ご存知ノーラン監督の新作は、まさしく映画体験とでも呼ぶに相応しい、めくるめく大伽藍への旅。監督のやり切った感を想像すれば、ドヤ顔も許せる(笑)。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100719/1279541086)
4位は大作感で『インセプション』に一歩を譲りながらも、公開前の期待度を遥かにぶっちぎる激燃えっぷりを堪能。「ここはオレに任せて、お前達は行け!」を洋画で見られるとは……。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100414/1271246089)
5位は同じく吸血鬼映画として、『ぼくのエリ』に並ぶ大傑作。新鋭キム・オクビンの圧倒的な邪悪さにメロメロ。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100326/1269600301)
6位も影のベスト1。シバラマ! 今年はこの映画を見られて、本当に良かったなあ。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100518/1274180333)
今年からツイッターを始めたんだけど、そのツイッターが7位の『さんかく』との出会いをもたらしてくれました。AKBに一切興味ないオレでもよろめく、素晴らしき人物描写と演出力、まさに映画! 「子供だもん」の台詞は『マイレージ・マイライフ』の「割り切った関係だったはずよ」と並んで、号泣もの。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100806/1281103464)
8位はおなじみトー監督。アジアン映画祭で舞台挨拶も観れたよ! 『エグザイル』の外伝とも言える作品で、スタイリッシュさは健在。つうかもちろん傑作なんだけど、毎度傑作なので観てるこっちが麻痺してきた(笑)。贅沢な話だ。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100310/1268230537)
9位は初の二桁ブクマを記録した、当ブログにとっても記念すべき作品。見てる間は乗り切れないところもあったが、書いてるうちにじわっと良くなってくる。もう一回見たい映画。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20101223/1293018867)
10位は今年最大の地雷かと危惧していたのが、嬉しい誤算。やっぱりジャッキーは偉大だった!
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100824/1282621970)
11位は久々に銀幕に帰ってきたショー・コスギの素晴らしき存在感に感涙。ケインとの関係を匂わせる親子の葛藤と、ピの肉体美に仰天。ダークキャッスル大好き!
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100330/1269948790)
12位に『エクスペンダブルズ』。正直、これは期待が先走りすぎていたかな、という感じだったが、ドルフ・ラングレンVSジェット・リー、極真空手VS少林寺が観られただけで大満足だ。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20101019/1287461649)
13位は思わぬ拾い物。格闘家出演映画として、アクションヒロインものとして、クリーチャーものとして、お楽しみ要素満載の楽しい映画でした。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20101016/1287226212)
14位はミステリ要素も取り込みつつ、大いに笑わせてくれた名作。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100725/1280029286)
15位、いやほんとはもっと上でもいいんだよ。すげえ映画。でも趣味で選ぶとこの位置になっちゃった! ジェレミー・レナーとの出会いをもたらしてくれた嬉しい作品。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100324/1269433947)
次点は限りなき偏愛とリスペクトを込めて選出させてもらった。ヴァン・ダムもドルフさんも、まだまだ映画を撮り続けてください。
(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100702/1277996888)
あとはチャン・ツィイー健在を見せ付けた『ソフィーの復讐』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100115/1263566683)も良かったし、オリジナルと遜色ない完成度だった『マイ・ブラザー』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100609/1276095974)にも感動。
いまだ日本公開決まらずの『頑固に、美しく、猛々しく』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100315/1268645507)絶体絶命の危機から逆立ちで立ち上がるジージャーの勇姿を、みんなにも観て欲しい。
『パラノーマル・アクティビティ』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20100125/1264381136)にはPS3をもらったし(笑)、『(500)日のサマー』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20101208/1291734461)は個人的な事と重ねたこともあって、思い出深い映画になったな。劇場で観ていれば入っていたはず。
あ、もちろん傑作の『ソーシャル・ネットワーク』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20101030/1288442495)は、来年のベスト10に回さしてください! その他の来年公開作品も来年!(まあ他はランキングに入らないだろうけど……)
ワーストはリメイク版『エルム街の悪夢』かな。『ダレン・シャン』とか『パリより愛をこめて』とかも嫌いだが、それは単に「つまんね〜」「気持ち悪い〜」というだけの話。やはり安直かつ原典へのリスペクトを欠いたリメイクに対しては、一言物申しておきたいところである。
んんんん〜、今年これだけ当たり(しかも完成度と個人的趣味な部分でどちらもレベルが高い)が続くと、来年はどうなるのか心配になってくる。いや、きっと来年も素晴らしい映画に出会えることでしょう! 楽しみに待とう。