HIROYAよ、おまえはもう用済みだ……!
谷P
「久保きゅん、素直でいいよね。かわいい! 次のエースは彼だね」
「あ、あの……」
谷P
「え〜と? 君、誰だっけ……? 入社志望の子? 履歴書だったら、あっちの事務に出してね。あ、そうだ、もうすぐ野杁クンが来るんだった! すぐに彼の時代がくるよ!」
「ま、待って……」
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魔裟斗
「おい! ちゃんと体重落としてるのか? デブ!」
「あ、はい、今回はちゃんと63キロに……」
魔裟斗
「トーナメントにも出ないし、おまえ全然ハングリーじゃないのな! やっぱり久保だな!」
「そ、そんな……」
魔裟斗
「前は天才だと思ったけど、オレの後継者には、おまえふさわしくないよ!」
「ま、魔裟斗さん、待ってください……!」
ガバッ
HIROYA
「はっ……! はあ、はあ、はあ……ゆ、夢か……良かった……!
「くそ……久保……野杁……あいつらのせいで……あいつらがいるからこんな夢をみる……!」
「奴らを始末しない限り、この悪夢は終わらない……! 甲子園の……いや、K-1のキングになるのはこのオレだ……!」
いや〜、決まりましたね、HIROYA対久保! 当初の予定ではHIROYAと大和だったそうで、ちょっぴりミスマッチな方が好みな僕としては、そっちの方が良かったのですが、これもいいカード。共にベビーフェイスで将来を嘱望される者同士。しかし過酷なトーナメントで準優勝という実績を残し、それ以上に鮮烈KOと大打撃戦で大きく株を上げた久保に対し、高校一年生に翻弄され甲子園ナンバーワンの座を逃したHIROYA……立場は完全に逆転。トーナメントでたどたどしく解説を務めたHIROYAは、才賀の仲間意識に救われたぐらいで存在感を残せず、今や時代の波に飲み込まれようとしている……。
タイを離れ、自分のジムを設立……一見、華々しく見えるが、実は背水の陣と言ってもいいだろう。ここで負け、名声が吹き飛ぶようなら、ジムなど単なる重荷だ。今年唯一にして最大の戦いは、あまりに重い試合となる。
キャリア、実績共に遥かに上の相手に対し、HIROYAはいかに戦うのか?
しかし見えるね、微笑みの貴公子の前に、なすすべなく切り刻まれる姿が……。得意の左ボディで久保の動きを止められない限り、無残な敗北を迎えることになるだろう。
ここで、果たして何か見せられるのかな……? 予定されてきたレールを歩いてきた温室育ちの坊ちゃんが、そのレールを外されかかっている今……その温室育ちならではの純粋な力の無駄のなさを発揮できるのか?
リザーブは日菜太登場。まあこないだの韓国に出たばかりの選手を、無理に起用する必要もないが、ジダかあ……。ここんとこ露骨にハートが折れてるからねえ……。まあ日菜太にしてみたら、自演乙との違いを見せつける格好の機会。ジダは三日月蹴り対策ぐらいはしてきて欲しいなあ。普通のミドルでも止められそうだが……。
で、山本と池本か……池本っつったら、あのダブルパンチが寒い選手。外敵らしい危険な香りがしないなあ。ここは最近行方不明のザロムスキーとかが出てきたら面白かったのに……。
さ〜、あと二週間を切りました! まだオープニングファイトもあるかな?
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