『Dynamite!!〜勇気のチカラ2008〜』第一弾カード。
ゆ、勇気のチカラって……なに……?
▼ミドル級ワンマッチ
桜庭和志(Laughter7)
VS
田村潔司(U-FILE CAMP)
▼ライト級ワンマッチ
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー/DREAM初代ライト級王者)
VS
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
▼K-1甲子園 準決勝
HIROYA(主催者推薦/セントジョーンズインターナショナルハイスクール/フリー)
VS
嶋田翔太(主催者推薦/西武台高校/島田塾)
▼K-1甲子園 準決勝
日下部竜也(中部地区優勝/愛知県立豊田高校/大石道場)
VS
卜部功也(関東地区優勝/千葉県立岬高校/西山道場)
▼K-1甲子園 決勝 HIROYA×嶋田の勝者 VS 日下部×卜部の勝者
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ようやく第一弾発表か〜。
永遠に実現しないと思ってた桜庭VS田村もついに決定。なぜ今?という疑問は残るが、桜庭HEROS移籍後、もうありえね〜と思ったカードだけに、色々ありつつも決まったのは喜ばしいことであるな。
個人的には大して意義も見いだせないが、見たい人はまだ多いだろうし……。
でももはや「世間」に届くカードではないだろう。兵どもが夢の跡……。ノスタルジイをもって見届け、レクイエムを捧げるに相応しい。
カルバンとハンセンは楽しみだなあ。
カルバンも先のトーナメントは青木に敗れて一回戦負けに終わったが、その青木も決勝進出。宇野にも勝っているし、実力的に最低でもベスト8ぐらいはあるのは間違いないところ。で、いきなりタイトル戦というのも問題なんでワンマッチ……まあうなずけない話ではない。それよりも、アルバレスか川尻あたりと一戦やって勝ったらタイトルマッチという流れの方が良かったけれど……。
しかし、今年は見たいカードないね〜。
実はカルバンとハンセンも、来年に本戦でやればいいじゃんと思ってしまうし。今年はどのイベントもほんとに出し惜しみなしでやったせいか、どの選手にももはや幻想がない。
だったら実力主義で、上のランクの選手同士ガンガンぶつけりゃいいんだが、それは本来、本戦でイベントごとにやるべきなんだよなあ。そうしないと1カードごとの重みがなくなる。
出し惜しみなし→プロテクトなし→幻想なし→今年はこういう方向にシフトして、ずいぶん面白くなったと思うんだよなあ。しかし、選手本来の見せられるものを超えて、知名度や幻想を必要とするお祭り騒ぎのステージである大晦日にこれをやっても、地味にしか映らない……。
だから、大晦日もいい加減、お祭りというコンセプトから脱却すべきなんだよな。戦極組も吉田は衰え、五味もずっこけた。今更、合体したところで何も生まれないだろう。2005年のように、GPの決勝をここでやるぐらいに煮詰めてやってほしいものだが……。
とりあえず、次のカードに期待。
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