"若かりし頃はイケメンでした"『異常性欲アニタ』
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家庭に行き場のない少女アニタは、色情狂的な性癖となり、行きずりの男たちと所構わず関係を結び、娼婦呼ばわりされている。彼女と出会った青年エリックは、その性癖を治療しようとあの手この手を試みるのだが……。
『ドラゴン・タトゥーの女』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20120212/1329018162)、『メランコリア』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20120220/1329651090)、『孤島の王』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20120529/1338268687)、『アベンジャーズ』(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20120819/1345351121)と、今年だけで四本も公開されて気持ち悪い変態の役ばかりやってる(言い過ぎ)大スター、ステラン・スカルスガルドが、まだ無名時代に出演してます。ふーん、若い頃ってどんな顔してたのかねえ、と思ってたが……なんじゃあああああ! スカルスガルド、イケメンすぎで悶絶! えええええええ、なに、この細腰とスマートさ。息子なんざ全然問題にならねえ! いやいやいやいや、確かに顔をよくよく見れば間違いなく同一人物ですが。うーむ、信じられんね。この時21歳ぐらい? 最初に観たのが『レッド・オクトーバーを追え』あたりで、ちゃんと認識したのは『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』ぐらいだったかな? 80年代に入った時にはすでに額も上がって今のスカルスガルドだったのだけど、こんな時代があったのだね……。
オレも動画を貼っておこう。
Stellan Skarsgård Anita 1973 - No 1
そんなスタイリッシュなスカルスガルドさんに対して、童顔なのにけしからんボディのクリスチーナ・リンドバーグさんが君臨。やってもやってもやらずにはおれない女役で、その色情狂っぷりをなんとかしようとスカルスガルドさんがあれこれ煩悶する。
……んだけど、まあ深読みすればトラウマと性的な渇望から逃れられない少女の心の旅、と取れなくもないけど、実際のところお話はえっちい展開になんとなく箔をつけたいだけのエクスキューズに過ぎんよね。そのとんでもない乳と尻、それがあらゆる男とまぐわうシチュエーションをじっくり堪能するだけの映画ですよ。
ヒッピーみたいなコミューンで楽器なんか弾いちゃったりするあたり非常にのほほんとしているが、いかにもいい加減なハッピーエンドもその流れという感じで、当時の世相も見えてくるのかもしれない。映画後のリンドバーグさんによるティーチインでは、ちゃんと一から十まで脚本を作ってあったという話だったが……。
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クリスチーナ・リンドバーグ in スウェーデンSEX [DVD]
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