ドルフさん、ぱねえっす！

　公開が徐々に迫り、試写情報等もちらほら出てきつつある『エクスペンダブルズ』だが、海外にはこんなポスターが。

　各キャストの側の数字に注目……。これ、各自の登場作品での「殺害数」なんだな。スタさん340、ジェット先生意外と多いぜ231、そして我らがドルフ・ラングレン様は……

　632！

　すげええええ！　スタさんにあわやダブルスコア！　一作品あたりでの殺害数では『ランボー』シリーズに水を開けられているものの、通算ではぶっちぎり。
　本格デビュー作『ロッキー４』では殺害一名だが、これもなんせロッキーのライバルにして盟友アポロをボクシングで惨殺ですから、色んな意味で金字塔的な記念すべきレコードですな。これを皮切りに、着々と死体が積み重なって行くわけだ。
　作品ごとで一番多いのは、『パニッシャー』。しかし、もっと初期の暴虐なる人間核弾頭時代に固まるのかと思いきや、近作でもきっちり二桁以上を積み重ねている。最新作での32という数字も、健在ぶりを見せつけているかのようだな（笑）。
　そして、悪役やった数作品の殺害数の方が遥かに少ないってのは、ハリウッド映画ってものを如実に表現しているな。

　少々、余談だが、これはあくまで自ら手を下した数でもあり、例えばジェット先生の『ウォーロード』で、兵を率いて戦争に参加し、占領軍として降伏した者や民衆を処刑させるシーンなんかはカウントされていない。さて、本当の大量殺人者は誰なの？　って話でもありますね。数字が色んなものを示唆する。

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