『ブロークン・アロー』BD

 ジョン・ウー監督のハリウッド進出第2作目。この作品でジョン・トラボルタと組んだウー監督は、後に『フェイス・オフ』を撮り、クリスチャン・スレーターは『ウインドトーカーズ』にて再度起用することになる。その両作品をつなぐのがニコラス・ケイジ


 まだウー監督に最終編集権が渡されていない頃の作品で、おなじみ2丁拳銃や銃の突きつけ合いも、あるにはあるのだがいささか中途半端。話の展開もいかにも大味である……。
 が、終盤の列車追跡のシーンのスピード感や、主人公登場シーンのハッタリの効かせ方、さらに核爆弾起爆一分前なのに素手で決着をつけようとする男イズムは素晴らしい。


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