『戦慄迷宮3D』
『呪怨』シリーズの清水崇監督が、3D映画にチャレンジ! デジタル絡みで新技術も使われてるそうだが、結局メガネをかけて観るのは同じなんだよね。
10年前、閉館後のお化け屋敷「戦慄迷宮」に忍び込んだ5人の子供達。10年後、そこで行方不明になり記憶の底に封印された少女が、再び姿を現す。彼女は、本物なのか? 錯乱した彼女を病院に運ぼうとした4人は、いつしか再び「戦慄迷宮」の闇に捕われていた……!
3Dだから、当然映像が飛び出すわけだが、だからこそ「こういう映像ならこんな風に飛び出すんだよ」という演出が多用されている。うーん、それゆえに「どうですか? 3Dすごいでしょう?」と言われてるような気分になる上、それが何か革新的な表現とも思わない……。画面奥からこちらに向かって来るような絵作りが使われ、確かに最初は、おっ、と思うのだが、自然に飽きて来る。
そういった演出をするのは当然として、普遍的な恐怖演出やシナリオで勝負して欲しかったのだが、舞台設定にもう一つ必然性がないし(アトラクションムービーとしても機能してない!)、ショックシーンもどっかで(要は『呪怨』で)見たようなものばかり。
星になりかけた柳楽優弥が、なんかえらく太っているし、何より髪型が変なとこにばかり目がいってしまう、そんな映画でした。
あ、あと見ている間は平気だったんだが、終わったらちょっと3D酔いしたか、気持ち悪くなった。
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