チェ・ホンマン、K-1復帰宣言

 珍しく(笑)、公式が一番詳しいな。
 ざっと読んで新たに出てきた事実としては、ホンマンの除隊理由は脳腫瘍だが、それ以外に身体のサイズの問題もあること。仮に腫瘍がなくとも、体格の規定で除隊になっていたということ。
 はあ、それならもう軍隊に行く必要はなくなったわけだ。あとは健康上の問題さえクリアすれば、K-1復帰になんの障害もないことになる。何か、同じ義務を負ってるわけでもない日本人まで、「軍隊に行くべき」なんて言い出してたので唖然としていたのだ。他人が特別扱いされることを嫌うつまらない感情論は、これで無意味化したことになる。

 K-1は、怪我人を試合に出す主催者、手術を隠して試合に臨む選手、それらがノーチェックで通過するイベントに過ぎないわけだから、その健康上、医療上の問題を本当にクリアしているのか、というところが最大のポイント。コミッションができるまではずっとつきまとう問題だろう。
 これはいい機会なので、韓国のマスコミはこの医学的問題に関して徹底的に追及してもらいたい。上記のような感情的な妄言は無視しておけばいいが、ホンマンが健康上の問題を抱えたままリングに上がり、事故など起きたら日本の格闘技界はおしまいだ。K-1に期待してもだめだろうし、前科もある。ホンマンは世論を納得させるだけの医学的材料……中立的な立場にある専門家の診断を、必ず提出してもらいたい。
 医学的問題をクリアすれば、もはや参戦になんの障害もない。ハワイでも開幕戦でも堂々と出ればいいのだ。それが、K-1の、ひいては格闘技界の信用を高める最善の道だ。誰も損はしない。「みんなは軍隊行ってるのに、あいつはなぜ……」とかいう考え方しか持てない幼稚な人には、我慢してもらわなければならないが……。

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