『詭弁論理学』野崎昭弘

詭弁論理学 (中公新書 (448))

詭弁論理学 (中公新書 (448))

 人を悩ます強弁・詭弁を冷静かつ知的な観点から観察し、考察する。論理パズル的読み物としても楽しめるそうで、ミステリ読みには取っ付きやすい。1976年の出版以来、未だに売れ続けている名著だそうである。
 個人的には、強弁・詭弁に対する術を身につけるよりも、自分が知らず知らずの内にこういった言説を弄していないか、という戒めとして買った。まあブログ荒らし相手とかには、役に立ちそうだが……。