今月のジャンプSQ(ネタバレ)『テニス』『クレイモア』のみ

ジャンプ SQ. (スクエア) 2011年 01月号 [雑誌]

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『新テニスの王子様

 とうとう跡部様登場で大将戦。
 今回は苦戦予想……というか、負ける目もあるよね。ここで高校生の壁の高さを実感したところで、負け組復活という流れはありうるだろうし。もちろん勝ってしまい、負け組は6番コートで中学生対決、あるいはいきなり1番コートに挑戦なんてこともありえるが……。要はどっちが勝ってもおかしくない状況である、ということ。


 しかし、いきなり跡部様圧勝ペース。「失意への遁走曲」は、ラケットを弾いたあとでさらにドライブCを叩き込んでいたが、意味がわからない! ラケットを弾いてたらもう打ち返されることはありえないんだから、普通の打球でいいんじゃなかろうか……。
 そして「うそだああ!」と絶叫する入江。さすがにここはちょっと見え見えで、うそ臭かったかな……。「進化が加速してたまるかー!」とか、ただのおうむ返しで、いかにもその場の思いつきっぽい無理ある台詞だよね。「氷の世界」を、そもそも死角が存在しないという返しで反撃開始。劣勢はすべて演技だった! この展開は、かつての不二VS観月戦と同じ流れですが、ここから跡部様がボコボコにやられてしまうのか、再度の逆転はあるのか……もちろんポイントでは圧倒的にリードしてるんですけど、そんなことはこのマンガには関係ありませんからね!


 まあそれよりも、新劇場版製作決定には驚いた。前作の異常さは未だに伝説なんだが……。あれを超えるとしたら楽しみだな。


クレイモア

 実は作者の前作『エンジェル伝説』は、何が面白いのかさっぱりわからなかったんだよね。あの顔で実はいい人、なんて一発ネタだろ、という……すぐ飽きた。が、今回のダーエさんの顔を見ていて、不思議と笑いがこみ上げてきた! 特にボスに実験再開を迫るとことか、なんでホラーなエフェクトかかってるの!? 何をしゃべってても素な表情も素晴らしい。組織のメンバーはルヴル以外は騙されっぱなしのボンクラ揃いかと思ってたら、やっと個性派が登場してきた。
 プリシラの存在や、覚醒の事実まで知られていないというのには驚き。ルヴルが将来の火種となるようにもみ消したということかな? テレサ戦当時のプリシラの潜在能力は有名だったのかと思っていたが、そうでもなかったのか。クレアがプリシラを狙ってるということも、他に知られた話ではなかったということか。
 しかし、今度は旧ナンバー1の死体の再利用か……かなりインフレが進行してきたなあ。イースレイ? いたね、そういう人……という感じになってきた。

 北から帰還した現戦士たちが、リーダーのアナスタシア以外は皆、かなり幼く見えるのは、組織の手薄さを示しているわけかな。こういう描写の細かさは好きだ。
 しかしこりゃあ当分主役は出てきそうにないなあ……。ラキがどうなったかも気になる。腕を抜かれたら、改めて浸食されてしまったのでは……? 浸食されるが、何らかの形でクレアとプリシラと意志を疎通するという感じの展開だろうか。

新テニスの王子様 4 (ジャンプコミックス)

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CLAYMORE 19 (ジャンプコミックス)

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