「悪いオバマ」ことバダ・ハリの守護霊にK-1WGPの開幕戦についてインタビューしました! 前編

 ど〜も、政界進出を果たしました「不幸の化学」広報のルシフ様です。
 本日は、当ブログとしては初の、インタビュー記事をお届けしたいと思います。

 皆さんもご存知、K-1の新世代の旗手にしてスーパースター、バダ・ハリ選手………………………

 ……………の守護霊の方に! 登場していただきます! どうぞ〜!

(元ネタがわからない方は、「オバマ 守護霊 インタビュー」でググって下さい。ただし、自己責任でお願いします……)

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「やれやれ、またおまえか……。いちいち「ぶろぐ」とやらのネタに詰まるたびに私を召喚して……。そろそろおまえの魂もよこしてもらおうか?」

 いえいえいえ、滅相もございません! いや〜、今日も尻尾がいい感じにとがってますね! 
 というわけで、当ブログでおなじみ、バダ・ハリの試合のたびに独白してくれていたあの方に、今日はもう少しK-1全般について、総合的に語っていただきたいと思います! 

 開幕戦についてお話しする前に、まずやっと興行日程が決まったK-1の現在と今後について。

「ふむ。まずバダは生粋のファイターだ。K-1のおかげで金と名声を得たが、仮にK-1が存在しなかったり、あるいはオファーがかからなかったとしても、どこかで戦っていただろう。それは、今後もしK-1がなくなっても同じ事だ。Its showtimeだろうがどこだろうが、ファイトマネーが安くなったとしても、バダは戦い続ける」

 なるほど。では、縮小や解体が起きても大きな影響はないと?

「そうではない。バダに限った話ではなくなるが……K-1は大きな名誉を生み、莫大な金を転がし、幾多の勝者を輩出した。その一方で……多くの血が流され、屈辱の涙に沈む敗者が生まれ、金に目がくらんで堕落する者が現れた。格闘技の興行である限り、栄光の裏に挫折と敗北があり、莫大な金が動いたその裏に愚かな欲望が渦巻き、そこから逃れられなくなる者がいつも存在する。先日、我々に魂を捧げたヤン・プラスのようにな……。
 我々にとって、K-1は刺激的な舞台だよ。ただ無くなってしまうには、あまりに惜しい」

 わかりました。
 次は、最近、続報がないバダ・ハリの暴行容疑に関してですが……。

「続報がない、ということは、新たな事実や証拠が出ていないということだ。バダを逮捕するに足る証拠を、オランダ警察は見つけられずにいる。日本のオザワとかいう政治家もそうだが、いくら疑惑疑惑と騒いでも、証拠がなければ起訴さえできない。「推定無罪の原則」さ。それさえわからない者がいくらさえずろうが、放っておけばいい」

 はい、わかりました。ではこの話もここまでということで……。

推定無罪か……くくくっ、らしくない言葉を使ってしまったかな。ま、便利な言葉ではあるよな。真実がどうであっても……」

 は、はい……。
 え〜、では10月2日に韓国で開催される開幕戦について、お伺いしたいと思います。対戦カードが未決定で、現在投票が行われてますので、有力選手について順番にお聞きしたいと思うのですが。

「面倒だな……。セーム、アリスター、ジマーマン、あとはカラエフ……この辺りとは開幕戦では当たらないだろう。省いてもいいか?」

 はい、ではその辺りの選手につきましては、カード決定後にでも別企画で……。
 では、まずは昨年ベスト8、ジェロム・レ・バンナ選手について。

「ふん……ピーターと比較すればわかるが、奴はシビアなカードが少ない。バダ、ジマーマン、サキ、アリスター……ピーターが対戦した新世代の選手と、軒並み戦っていない。逃げ回っているんだろうさ。だが、その間にレミーにもセームにも叩きのめされた。
 ギャラも高いだろうしK-1にとっても、そろそろお荷物になりつつあるだろう。もう逃がさん。バダか……ジマーマン、カラエフあたりとそろそろやってもらわないとな。奴には開幕戦で消えてもらう。
 今や、バダの相手ではあるまい。バダは、アーツにセフォーという、K-1の伝説的選手を倒してきた。残った最後の一人だ。ぜひ、首を取りたいだろうな」

 バダ・ハリVSバンナを望む声は、ファンからも高いようです。
 次は、テイシェイラ選手。

「シング戦の出来から見て、ロバーツにはもっと手こずるかと思った。多少は良くなっているようだな。だが、バダ相手にはあの距離には絶対に入れないだろうよ。まだ怖れるほどの存在ではないし、開幕戦で当たる可能性も低いだろうな……」

 ヘビー級王者、京太郎選手。

「くくっ、大事な日本人スター候補を、壊されたくあるまい。こいつも決勝までは取っておこう。それまで勝ち抜けるかな?」

 ヨーロッパ予選を制した、フレディ・ケマイヨ選手。

「セーム、ブレギー、カラエフ、イグナショフ……予選でことごとく煮え湯を飲まされてきたが、ようやく上がってきたな。コンビネーションを見れば実力は伸びているのがわかるが、バダを始め、大型化した選手の中では見劣りする。だが、見くびっていい相手ではない。ようやく運に恵まれた……そんな気がする」

 と、言いますと?

「考えてもみろ。今年は5大会あるはずの予選が2大会しか開催されなかった。単純に4割の確率をくぐりぬけたわけだ。その中で、準決勝でイグナショフにリベンジされながら、敗者復活で勝ち上がっている。2006年のハリッドを覚えているか? カーターに敗れながら敗者復活し、グッドリッジを倒し、武蔵を破って決勝にまで上がった。同じ事が起きないとも限らない。運とは、そういうものだよ。味方する時には、とことん味方するんだ」

 なるほど……。では、オセアニア優勝のエドワーズ。

「こいつの場合は、逆だな。あまりに秒殺続きだったから、運ばかり良かったように思われているかもしれないが……まぐれであれだけ秒殺KOが続くものか! ワンデートーナメントを勝ち上がるには、確かに運も必要だ。だが、運だけでも勝ち残れない。最短記録を作らせた何かが、こいつにはある。油断はできんよ」

 ありがとうございました……。では、一旦、休憩にして、推薦選手についてはまた後半でお聞きしたいと思います。

「やれやれ……。よそで語るネタがなくなっても知らんぞ……?」

 明日以降の後編に続きます!


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