貴様、それでもファンか!
こないだ会社で、インターネットのできない上司I課長(ジェット・リーのファン)が、
「M田くん、ジェット・リーってなんか新作来えへんの?」
……と聞いてきた。まったく、まだ『エクスペンダブルズ』も公開が控えてるというのに、せわしないことである。
オレ
「ありますよ〜、確か『海洋天堂』……アクション一切なしらしいですけど」
I課長
「アクションなし!?」
オレ
「えーっと……たしか……何やったかな、自閉症かなんかの男の役やったような……」
で、検索してみた。
http://oceanheaven.amaterasuan.com/
オレ
「あ〜、これこれ……。あ、違いましたわ、ジェットじゃなくて、息子が自閉症でした。ジェットは父親役」
I課長
「あ、なるほどね。ま、そうやろな。あいつの演技力で自閉症の男なんて出来ひんよな」
オレ
「そうですね……」
…………。
…………?
いやいやいや、ちょっと待てよ!
『ダニー・ザ・ドッグ』という作品があったじゃないですか!
I課長
「あ……忘れてた。でもまあ、あれは……うん」
あ〜あ〜、演技派としての新境地を開いた作品が、かくも簡単に忘れ去られているとは……。
ま、あの映画はモーガン・フリーマンが美味しいとこを最後に持ってったのがいかんのだけどね!
ついでなので、昔のサイトに書いた感想を再録しておきます。