2010/5/29 DREAM14 簡単に感想

 え〜、レコーダーを新調したら、いきなり予約開始時にフリーズしましたw
 帰って来て、所戦からの視聴です。

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▼第4試合 DREAMフェザー級ワンマッチ
所 英男(チームZST)=63.0kg
VS
西浦“ウィッキー”聡生(STGY)=62.8kg
 DJ.taikiがustで、

「所に勝って欲しいが、ウィッキー対策しますから練習しましょうと言ったら、ボクシングに行くって言われて断られた。ボクシングよりも総合の練習しないと……。勝って欲しいけど。所さんは気が優しいから、人間関係とか優先してしまう。ボクシングで教わるのは楽しいんだろうが……」

 ……と、不気味な予言(?)。
 果たしてノーガードで詰めるウィッキーに対し、打撃で応酬する所。が、フックをもらってへたり込むシーンも……。なおも打ち合いに挑むが、裏目に出てまたも土下座……。いいとこなしで終了……。

 いや〜、ダメだったなあ、所。完全にトップ戦線から後退。善戦マンは追われる立場に弱い……。


▼第5試合 DREAMフェザー級ワンマッチ

山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)=59.8kg
VS
キコ・ロペス(アメリカ/チームクエスト)=62.0kg?

 シューズ履いたKID。ロペスの方が計量オーバーのはずだが、肩周りの巨大さでKIDが大きく見える。
 ハイキックから飛び込むロペス、KIDは若干様子見か…。
 静かな立ち上がりだったが、飛び込んだロペスにカウンターの右フックが直撃! いや、ひさびさに出た神の右。ここ数試合不発だった一発が、やっと当たった。完全に落ちたロペス、レフェリーがちょっと遠かったから、余計なパウンドももらってしまった。それぐらいの一撃KO。いや、鮮やか。

 しかしまあ、これぐらいで完全復活とかいうのは、いささか扇情的でしょう。60キロに落とし、いよいよ次はアメリカ出陣か?

 ここで休憩、噛んでる川尻、滑る青木のタイトルマッチ決定。ライバル対決というと「?」だが、ワンマッチとしては普通に楽しみだ。


▼第6試合 DREAMフェザー級ワンマッチ

高谷裕之(高谷軍団/DREAMフェザー級グランプリ2009準優勝)=65.0kg
VS
ヨアキム・ハンセンノルウェー/初代DREAMライト級王者)=65.0kg


 べた足で詰めるハンセン。お互いローとハイの応酬。高谷は蹴りを多用し、うまく散らしてるな。
 ケージ際でテイクダウンを狙うハンセンだが、しぶとく粘る高谷。これはケージも使って、倒させない。ロープ際だったら倒してたか? ボディに膝をこつこつ入れるハンセンだが、ここでブレイク。
 再びスタンドの攻防。高谷はうまく回ってハンセンのプレッシャーを逃がしてる。右ストレートから、ちょっとがちゃがちゃしたパンチの応酬、高谷の右がヒット! ハンセンがぐらついたところでもう一発右フック! これで完全に大の字。
 お見事! 大晦日の完敗を払拭するKO。小見川のストレートに通用するかはわからないが、復活に向けて浮上。


▼セミファイナル(第7試合) DREAMミドル級ワンマッチ(契約体重88kg)

桜庭和志Laughter7)=86.5kg
VS
ハレック・グレイシー(ブラジル/グレイシー柔術)=87.4kg

 いや〜、桜庭、ほんとに膝がヤバいね。スタンドで全然踏ん張りが利いてない。ハレックの力だけの打撃でバランス崩しちゃうのはまずい。
 しかし、お互い倒せるような打撃もなく、下から腕を狙う桜庭、上からパスを狙うハレックの攻防は、そこそこ噛み合って見応えのあるものに。やっぱり実力が均衡してると面白くなる。しかし桜庭としては寝技で一点突破を計れず、スタンドでもテイクダウンされてしまう体たらくでは、ほぼ勝機は消えたか。
 結構危ない場面もありつつも、桜庭のキムラをうまく封じ込めたハレックが判定勝利。パウンドと膝も当てたし、文句なしだろう。
 しかし、途中でハレックのパンツが脱げそうになったシーンでは、まさかのケージでのドントムーブ(笑)。UFCだったら容赦なくスタンドに戻してたろうが、半端に戻そうとして変な形になってしまった。半ケツぐらいまでは我慢すべきだったのでは……。

▼メインイベント(第8試合) DREAMウェルター級ワンマッチ

桜井“マッハ”速人(マッハ道場)=76.5kg
VS
ニック・ディアス(アメリカ/シーザー・グレイシー柔術/ストライクフォース ウェルター級王者)=76.0kg

 ジャブから入るニック兄貴だが、ものともしないマッハさん、長引かせまいとフックから組みにいく。やっぱりフィジカルはすごいね。しかしテイクダウンを許し、上からの長いリーチでのパウンド。下から細かいパンチを当てつつ抱きつく。

 離れ際に豪快に振るったフックがディアスの頭を叩き、一瞬ぐらつかせる。組んでリカバリーを謀るディアス。再び分かれ、ジャブを突いてくるところをカウンターのタックルで豪快にテイクダウン

 ここまで、ややマッハペースか。ディアスは得意のジャブもボディも出せず、ペースを掴めていない。金網際でガードになったマッハさんは、どう攻めるか……と思ったら、ディアス下から十字を仕掛ける! じわじわと体勢を作り、マッハさんの必死のディフェンスを徐々に切り裂いていく。うわあ、つええ! 最後は逃れようと回るのを読み切り、がっちりと極めてタップを奪った。

 うむむむむ、さすがだ兄貴、全局面でつええ。マッハさんはここ数戦ではかつてない仕上がりだったと思うが、実力の差、引き出しの差が大き過ぎた。連敗中で引退間近のオジさんが、ストライクフォース最強の男に挑むというのは日本でしかありえないマッチメイクだったが、結果はやはり実力通り。

 挑発もなくスマートに振る舞うディアス兄貴。またも日本完敗。


 うん、いいカードが揃って、まずまず面白かったんじゃないか。メインも結果は見えてたし、騒ぐようなことではない。

 日本最弱云々、まだまだネタとして引っ張らなければなるまいなあ。

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