2008年の読了本
1『チームバチスタの栄光』上 海堂尊
2『チームバチスタの栄光』下 海堂尊
3『シネマ・ハント』 柳下毅一郎
4『極限推理コロシアム』 矢野龍王
5『檻の中の少女』 大石圭
6『図書館の死体』 J・アボット
7『巨人軍論』 野村克也
8『図書館の美女』 J・アボット
9『図書館の親子』 J・アボット
10『タルト・タタンの夢』 近藤史恵
11『底抜け合衆国』 町山智浩
12『図書館長の休暇』 J・アボット
13『聖域』 明野照葉
14『伯林星列』 野阿梓
15『骨肉』 明野照葉
16『女奴隷は夢を見ない』 大石圭
17『少女には向かない職業』 桜庭一樹
18『ホーラ ー死都ー』 篠田節子
19『たそがれ色の微笑』 連城三紀彦
20『ヴァン・ショーをあなたに』 近藤史恵
21『ピカルディの薔薇』 津原泰水
22『スカイ・クロラ』 森博嗣
23『宵待草夜情』 連城三紀彦
24『華氏451度』 R・ブラッドベリ
25『三国志 英雄生きるべきか死すべきか』上 柴田錬三郎
26『三国志 英雄生きるべきか死すべきか』下 柴田錬三郎
27『駅神』 図子慧
28『ウォッチメイカー』 J・ディーヴァー
29『崑央の女王』 朝松健
30『日本映画、崩壊』 斉藤守彦
31『フレフレ少女』 橋本裕司
32『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』 町山智浩
33『20世紀の幽霊たち』 ジョー・ヒル
34『ソウル・ボディ』上 明野照葉
35『ソウル・ボディ』下 明野照葉
36『ダイニングメッセージ』 愛川晶
37『寒椿ゆれる』 近藤史恵
38『びっくり館の殺人』 綾辻行人
39『造花の蜜』 連城三紀彦
40『青山娼館』 小池真理子
41『人間処刑台』 大石圭
42『チャイルド44』上 トム・ロブ・スミス
くそっ、アホみたいに少ないな。月4冊ペースは維持していたつもりだったのに、なんだこりゃあ。
ベスト1は大石圭『人間処刑台』が不動(笑)、それをのぞけば『ピカルディの薔薇』が、もっと早く買えば良かったと後悔で号泣するぐらいの傑作。連城三紀彦はどれも外れなしのクオリティで、久々の小池真理子『青山娼館』も素晴らしい出来。
愛川晶は相変わらず良く出来てるなあ、というのと、綾辻君はよくも悪くも相変わらずだなあ(笑)というのと。
近藤史恵は、自転車レース小説『サクリファイス』による昨年の大躍進を考えると横這いか。フランス料理は美味しそうだが。
期待はずれだったのは明野照葉と図子慧。いささかソリッドさが失せてきた。
海外ものは、上司にもらったJ・アボットがめちゃくちゃ面白かった。この図書館シリーズは続きが出てないが、来年以降は別のシリーズも読もう。ディーヴァーはちょっと飽きてきた。あとはなんといってもジョー・ヒルだが、すでに完成されてて、これ以上のものが出てくるのか疑問だ。
来年以降は、連城三紀彦の長編を読むのと、積んである古川日出男『聖家族』と、まだ買ってない篠田節子『仮想儀礼』を読みたい。で、ちょっと小説以外も引き続き読めたら読むということで……。