"作戦は大げさに!"『コードギアス 亡国のアキト 第2章 引き裂かれた翼竜』


 二作目公開!


 陽動のために敵陣の後方へと一部隊のみで降下することを命ぜられたwZERO隊。アキトを始めイレヴンのみで構成された彼らを捨て駒として扱わないため、指揮官のレイラも自らナイトメアを駆って作戦に参加する。だが、降下した先には、思わぬ敵が待ち構えていた……。


 一時間のBDを先行上映。前作(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20120814/1344945140)で、一応前提となる設定は全部出しただけあって、今回はストレートに話が転がり出したおかげで結構面白かった。仲間内での猜疑心と裏切り、理想と現実の対立、骨肉の争いというのは、ギアスシリーズらしいテーマですね。番外編なんだから別に踏襲せんでもいいような気もするが……。猫やら、女の子だらけの指令室も旧シリーズをなぞってて、やる気のない上官は新しいパターンだな。
 しかしどうもまだキャラクターの魅力に欠けるな……。ヒロインもぴちぴちのボディスーツで乳なんか揺らして、ほんとにどうしようもねえな、オタアニメは! という気持ちになりました。


 後ろに座ってたカップル(女の方は敬語)が、「全四話ぐらい?」と言ってて、実際どうなのか知らないが、今回はまさに起承転結で言うと承の部分。戦術レベルの戦いを描くと見せて、さらに局地的な少数対少数のバトルから、宿敵との一対一での邂逅へと移行する。最前線に出てくるわけでもない敵の偉いやつと戦場でばったり出会う、という展開のために作られたようなストーリーで、いきなりロケットを飛ばす幕開けも、落ちの付け方も少々強引でありましたな。
 しかしドローンの数合わせぶりこそひどかったものの、ナイトメアはみんな動きも作画も良かったし、四つ足のあいつの登場シーンも格好良い。これは地面を這い回る主人公機との完全な対比、身分の違いみたいなものを如実に印象付けてくれるね。


 次回は途中とラストに出てくるあの人との対決か。今回は完全に不発だったので、今度こそ本当の意味での頭脳戦、戦術バトルをなんとか見せて欲しいものである。