カナザワ映画祭2011に行って来ました。二日目


 初日はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20110924/1316696650


 


 金沢城の石垣。


 さて、割合無精なたちなので、観光やらなんやら、だいたいマメにはやらんのですが、それでも一応、朝食付きプランで早起きして頑張ることにしています。特に今回は整理券も取らんといかんしな……ということで、再び美術館に早めにいったつもりが、もうすでに大行列……。すげえ、なんという人気……。やっと取れた61番目。ところで、昨日の整理券が51番で、今日がこの番号。実はこれ、どちらもちょうど、開始前の行列の折り返し地点の先頭だったのですね〜。気分的には一番、という不思議な位置。まさに鶏口となるも牛後となるなかれ、を地で行く素晴らしき番号だったのでした。


 『ジェイコブズ・ラダー』はスルーして、ちょっとそこらへんをぶらぶらしてみることに。行って見ましたのは武家屋敷ですね〜。見取り図を見ながら、堀を渡って、おお、武家! しとしとと雨が降る中、今にも辻斬りが歩いてきそうな雰囲気ですね。庭園もいくつか見て回り、日本家屋の醍醐味をじっくりと味わいました。なかなか涼しそうで良いですな〜。ネットさえつながれば最高だね。


 しかし、この日は寒かった! 前日より一気に10度も下がり、なのに僕は昨日と同じ半袖、寒さよりもこのアロハが壮絶に場違いなんですが、まあどうでもいいや。ところで、デジカメを持っていたにも関わらず、喋ってたら完全に撮影を忘れていた。……日頃、旅行の際は写真撮ってますけど、あれは他にやることがないからやってるだけで、別に熱心でもなんでもないのだなあ、と今さら実感した次第。


 さて、早めの昼と言うことで、あんかけうどん食べたいな……が、検索して最初に出てきた店は5時からであった。では、と、次に出てきたdaiwaの上の階のうどん屋に。口コミには、さぞかし名店なのであろうか、ということが書いてあったが、なんと地元にもあるらしい。まあ地元じゃあんかけは食わないな。



 いわゆる天津飯的に、もっと死ぬ程熱いかと思ったらそうでもなかった。


 会場にカムバックしまして、楽しみだった『マンディンゴ』。こりゃすげえ〜! ということで、感想はこちら(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20110930/1317183504)。


 続いてトークショー! 当日券も含めてものすごい人数だったな、さすがに……。61番は遅いのかというと、もちろん楽々と座れました。僕は宇多丸氏も町山さんも高橋ヨシキ氏も初めて見るのですが、町山さんの終始超笑顔は確かにひと味違うというか、何か教祖的なカリスマを感じてちょっとおそろしかったのであったw 何が楽しいのかずーっと笑ってるんだもんな。あれはこういうトークの時のモードなのだろうか。前日の『メキシコ麻薬戦争』はやはりひどかったんだ……とか、主催者の作品に対する姿勢とか(笑)、面白かったですね。暴力映画とは、暴力についての映画である……。
 そういえばミノワさんは、こういうトークショーのような話は家でしょっちゅう聞いてたりするんでしょうか? うむむ。


 『ソドムの市』はスルーしまして、晩飯&一杯飲みに……しかし寒いからお腹が冷えて痛い! 大丈夫なのか、この後は『アンデスの聖餐』が控えてるのに。
 しかし、刺身やら軟骨やら食べて焼酎飲んでたら、あっという間に良くなって来る僕の無節操なお腹……。一応、お腹に優しくと思ってお湯割にしたしね。ところで、ここまでこの日記読んでて、デジャブを感じた方がおられるかもしれませんが(いや、書いていてオレも感じている!)、華麗にスルーするように。


 さ〜、また美術館に戻って『アンデスの聖餐』。長かった映画祭プログラムもこれで最後か……! サポーターでもらったチケットの三枚と、トークショーについてた二枚、ちゃんと全部使い切ったよ。感想はこちら(http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20110929/1317042431)。


 夜は寒かったので、ホテルKKRまで走って帰りました。走ったら、ほんとに5分ちょいでついてしまった。汗かくから、そうそう使える手じゃないけどね〜。しかしまあ、来年もここに泊まってもいいかな。後で知ったが、要は近江町とかにも行きやすいのだよ。


 怒濤の映画祭プログラムも、これにて終了。美術館では終わりですが、翌日以降、シネモンドにてまだまだ続きます。でも、明日は温泉へ移動だよ〜。