"テレビに出てる料理の人だ!"『ナイスガイ』
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
料理番組の人気ホストであるジャッキー。ある日、ギャングの抗争を撮影したレポーターが追われているのに居合わせ、彼女を助けたのはいいが、自分も狙われる羽目に。挙句に中国からきた婚約者や助手も巻き込まれてしまう。事件の鍵を握るビデオテープはどこに?
ちょっとストーリーが間延び気味。いくらなんでも筋が薄過ぎで、ご近所でのドタバタ感覚。ロケーションにも魅力がない。メルボルンで撮られてるらしいんだが、あまり縦横無尽にあちこちで撮影、というわけにはいかなかったのかな? ジャッキーが完全な巻き込まれ役で、後半まで能動的に動く展開がなく、そこを担ってる女性キャラにいまいち魅力がないのが、盛り上がりに欠ける理由か。キーアイテムであるビデオテープが狙われてるんだが、これの出番が少なすぎ。もう少し出してここから展開を作っていけば良かったのでは。外国人キャストとの噛み合わせもよくない感じで、これなら『レッドブロンクス』や『Who am I?』の方がいいなあ。
ヒロインが三人も出て来るのが『プロジェクト・イーグル』。今回も女性キャラが多く出て、みんな魅力がないのがちょっと残念なんだが、やたらと彼女らが殴られ蹴られまくる。サモハンって、ちょっとそういう趣味あるのか? 『大福星』でもキャットファイターを自ら殴ってたし、『七福星』ではミシェール・ヨーを……あれは殴ってないか。
アクション的には相変わらず危ないスタントの連発で、この頃はまだまだデスウィッシュだね〜。NGシーンではサモハン監督とジャッキーのツーショットが見られて、最後はちょっと得した気分。
ラストは原作版『バトルランナー』を彷彿とさせた。しかし悪役を素手でぶっ潰すのではなく、女も自分もいたぶられるフラストレーションのたまる展開の果てに、こういう大破壊を行う、というのは筋は通っているが、あまりジャッキー映画っぽくはないよね。後のドラマ志向は、意外にもここらへんから始まっていたのかもしれない。
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2010/12/17
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: DVD
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
香港発活劇エクスプレス 大福星 デジタル・リマスター版 [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (4件) を見る