『ジェニファーズ・ボディ』


 ミーガン・フォックスアマンダ・セイフライド主演の青春ホラー。


 奔放なジェニファーと、メガネッ子のニーディは幼なじみ。ある夜、連れ立って出かけたバーのライブで火事が起き、ジェニファーはライブをやっていたバンドに連れ去られてしまう。深夜、血塗れになってニーディの家に現れたジェニファー。翌日から、彼女は変わってしまっていた。あまりにも美しく、あまりにも残酷に……。


 吸血鬼映画かと思っていたら、作中では「悪魔憑き」と呼ばれていた。ああ〜、確かに緑色のゲロ吐いてるね(笑)。主演二人のあれやこれやを撮るだけの内容に、ティーン向けの単純化されたオカルト描写が散りばめられ、基本アマンダのナレーションで解説……という、至極わかりやすく、だからこそ退屈な映画。
 事件の発端も、「え? こんなことなの?」という代物、グロシーンもほどほどで、「ボディ」にしろ見えるものもたかが知れてるので、ホラーとしてもお色気ものとしても弱い。アイドルムービーですな。


 話題になってる二人のキスシーンやら、アマンダがコンドーム眺めるシーンなどに萌えられるか否か……? ぐらいがポイント。個人的にはイマイチ。


 ま〜、ほんとにどうってことない、夏のデートムービーですな〜、カップルが時間つぶしに見るにはちょうど良かろうよ……と思いつつ、見終わって帰りかけたら、エレベーターでバイト先のカップルとバッタリ!


オレ
「あれっ、なに見にきたの?」


「あ、『ジェニファーズ・ボディ』です……」


 くーっ、なんだ! なんなんだ、おまいら! 夏か!? さては夏なのか!? なにを照れてるんだこんちくしょうっ!
 何となく、オチもついた気分になったのでした。

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