ハリトーノフ、モー参戦。ヘビー級戦線、生き残るのは誰?
ようやくDREAMの追加カードも決まり。取り合えず揃う面子の中で最も盛り上がりそうなカードを組んだ感じか? これで前戦でハントが勝ってれば、
ミルコVSハリトーノフ
ハントVSモー
になってたのかもしれないが、アリスターの方が実力もモチベーションも上だったと言わざるをえないな。
▼ヘビー級ワンマッチ
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
VS
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
▼ヘビー級ワンマッチ
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/クラブ・ヴォルク・ハン)
VS
マイティ・モー(USA/フリー)
▼ミドル級GPリザーブマッチ
ユン・ドンシク(韓国/チームユン)
VS
アンドリュース・ナカハラ(ブラジル/極真会館)
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完全にK-1ルールでは限界の見えたモーがDREAMに進出……ということだが、総合戦績も全勝とはいえ、大した相手はいない。寝技への適応度なんかはおそらく無いに等しい、少なくともハント以下であることは間違いないだろう。
技術が進化し、コンプリートファイターでなければますます勝てなくなっている昨今、ハントのトップ戦線脱落はジョシュ戦辺りから明白だったのと同じく、モーも苦も無くひねられるんじゃないか。だいたいK-1ルールでも最近は大振り一辺倒、ヒットアンドアウェイへの対抗策はローブローのアピールだけ。分不相応なボクシング挑戦でも惨敗し、対応力という意味では底辺に位置するファイターだけに、スタンドでのまぐれ当たりでもない限り、寝かされて終わりというK-1ファイターらしい結末になるような気がする。
ハリトーノフも復帰戦だけに慎重に来るだろうし、結果は動かないか。
手術明けのミルコも、ついに難敵を迎えることに。アリスターもスタミナ切れで弱気の虫が出ればあっけなく沈むだろうが、開始三分の勢いを、今のミルコが止められるか? 元の下がって戦うスタイルで、的確に蹴りを当てつつ時間を稼ぐのが狙い目かな?
奇しくもUFCはクートゥアVSレスナー、ノゲイラVSミアの四人トーナメントが決定だそうだが、顔ぶれだけ見ると別に負けてないよね〜。アフリのジョシュVSアルロフも含め、総合のヘビー級戦線の面子は、数年前と別に変わっていないわけで、レスナーもなんで混じってるのかいまいち不透明、ゴンザガもこけたし、時代は全然変わっていないわけだ。年齢を考えると当然衰える選手は衰えているわけで、面子が変わらない中でも、勢力図はこれから大きく変わるかもしれない。
リザーブは……なんか声かけやすい所に声かけた感じか。しかしこれで秋山はワンマッチ決定、メイヘムは出番なしかな、こりゃ。
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