グラジエーターのK-1ルールマッチが熱すぎる件について

 熱いというより暑いだけど、このカードはいいですね(笑)。
 特にノルキヤVSトムエリのリベンジマッチが厚すぎる。

GLADIATOR実行委員会/DEEP事務局
「日韓親善国際格闘技大会 GLADIATOR」
2008年8月16日(土)岡山・桃太郎アリーナ

スーパーファイト K-1ルール
ゲーリー・グッドリッジトリニダードトバゴ/フリー)
VS
天田ヒロミ(日本/フリー)

スーパーファイト K-1ルール
ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキア南アフリカ/フリー)
VS
トム・エリクソン(アメリカ)

スーパーファイト K-1ルール
横山 剛(横山道場
VS
マルセロ・ナシメント(ブラジル/ストーンジム)
 
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  今を去ること4年前、2004年の6月6日にノルキヤとトムエリは対戦。数カ月前にベルナルドを倒して、トップ戦線入りを狙っていたノルキヤだったが、開始早々ガードも糞もなくラッシュを仕掛けたトムエリの前にいきなりダウンを奪われ、反撃するも自らもガードがら空きになって轟沈。総合出身選手がK-1ファイターを飲み込むためのお手本のような試合で、トムエリが勝利した。その2年前、ベルナルドがグッドリッジに反則も交えてのラッシュで沈められたが、それを再現したかのような試合。ベストバウトではないが、「ある意味面白い」試合の代表格として、今なお高い評価を受けている。

 で、もう一回見たいとか誰一人微塵も思ってなかったその試合のリベンジマッチが、ある日突然実現するわけだ。モンスター路線から軌道修正して久しいK-1本戦では、もはや需要がなかったが、よそでやるにはこういうのもありかなあ。ベルナルドVSグッドリッジの再戦も猪木祭りで実現し、ベルナルドが固いガードとカウンターでリベンジに成功したわけだが、ノルキヤも今回は冷静にローから入るか? どうでもいいっちゃあどうでもいいが、何かちょっと見てみたいなあ。

 さて、2004年6月6日の名古屋大会と言えば、評判悪すぎだったK-1VSボクシングの対抗戦があったり、マーティン・ホルムが塩漬けにされてK-1ラストマッチになってしまったり、と思い出も多い大会。
 そう……そして僕にとっても、愛してやまないK-1を裏切ってしまった日でもある。

 あの夏……極秘裏に社内恋愛にのめり込んでいた僕は、その日、その女と三度目ぐらいのデートの約束をしていた。仕事が終わった夜、飲みに行く計画を朝から立てていたのだ。
 そしてその日の仕事の最中、僕とその女とアルバイトの学生、3人でエレベーターに乗った時、その密室でバイトの学生が、突然ニヤニヤしながら言ったのだ。

バイト
「ルシフ(仮名)さん、今晩楽しみですねえ」

オレ
「ええっ!?」

 な、なぜ!? なぜ、今日の計画をお前が知っている!? バカな、オレは誰にもしゃべってないぞ。それなのになぜこの極秘の関係が漏れて……!?

バイト
「レミー勝ちますかねえ」

オレ
「あ……!? あ、ああ! K-1か! K-1ね! あ、うん、やっぱりK-1選手はローキックがあるからね! ボクサーは耐えられないんじゃない!?」

 いや〜相当キョドって、かなり声が上ずってしまった。人生で動揺したランキングベスト5ぐらいには入るな。
 その晩、飲みに行って、

「私もドキッとなりましたよ〜」
「そうやろ!? オレものすごいあせったよ!」
「え〜そんなあせっては見えなかったですよ。冷静でしたよ〜」
「あ〜、傍からはそう見えたかもしらんけど」

と笑い話になり、そのさらに2か月後に破局を迎えたのは、また別の話。
 あの時は、K-1の優先順位が自分の中でかなり下がっていたなあ。まあちゃんとビデオには撮ってて、翌日に見たけどね。

 皆さんも格闘技と恋愛、頑張って両立しましょうね。

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